中継地点観測所

タロット鑑定を通じて、みなさんの未来の可能性について記録しています。

【タロット鑑定】2021年 全体の流れについて

突然立ち上がった自己紹介もないブログをご覧くださりありがとうございます。私がブログを書いているのは、12/23。そう、グレートコンジャンクションの次の日!

「200年に一度の大転換期…」「土の時代から風の時代に…」などなどTwitterのトレンドにも入っていたりして、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

占星術では200年に1度のペースで火→地→風→水とエレメントがかわる大転換(グレートミューテーション)が起こると言われています。12/22、20年に1度訪れるグレートコンジャンクションが契機となり、地の時代から風の時代へ移行するとのこと。

地のエレメントは所有、例えば貨幣や土地、地位や名誉などを象徴しています。新しい風の時代は情報やコミュニケーション、個人、多様性などを象徴していると言われています。ざっくりまとめると今までの価値観がガラッと変わるような転換期ということです。

私はタロットカードで鑑定を行うため占星術の専門家ではありませんが、2021年を鑑定していると不思議なことに共通する部分がいくつもでてきました。例えば悪魔のカードは物質的価値に固執している状態を表しています。そのカードの次にワンドの2がでてきており、過去を振り返ってみるとヒントがあるかもよ?と表れていました。それは新しい価値観に触れたとき冷静な判断をしよう。と、促しているようにもみえます。

こういうとき、人は「怖い」と思うのか「おもしろい」と思うのか…私は圧倒的に後者なもので、だったらせっかくだしブログにでも書き残しておこう。というのがこのブログを立ち上げる大きなきっかけとなりました。

前置きが長くなりましたが、2021年風の時代1年目の1日目。時代の中継地点より12星座のタロット鑑定を通して観測結果を書き記します。

 

■価値観の転換

土の時代から風の時代への移行は、物質的価値から精神的価値へシフトすると言われています。12星座をもとにタロット鑑定を行った結果からは、今までのあり方を見直す機会が必要だと示唆するものが多数でてきました。

それは、2020年という特殊な時間を過ごした中で見つけたものや手放したものを改めて問い直し、自分自身をアップデートする必要があるということだと考えます。

すでに気付いて走っている人もいますし、真正面から受け止められず準備体操中の人もいます。これは競争ではないので、それぞれの速度で判断していくことが重要です。

シンプルなようで難しいこの問いはすぐに答えがでるわけではないと思います。なので年末年始は少しでも自分と対話をしてみることをオススメします。

ここでまた自己紹介がてら私の話。

 

私は映画が好きでよくみます。特に邦画が好きです。では、なぜ邦画が好きなのか。

それは映画が社会を映すからです。さまざまな社会の一面を切り取る映画という装置で、今、日本監督は何を切り取り発表するのか関心があるから邦画をみています。

 

こんな小学生のような文章が例になるかは分かりませんが、すごくシンプルに整理したときにおのずと立ち上がってくるものがすごく重要なんじゃないかと思います。2021年、もし暴風が吹き荒れたとしても転ばぬ先の杖に早変わりするのって、もうみんな持ち合わせていたりするんじゃないかなぁ。

 

■物わかりのいいフリはやめませんか

おかれている境遇はさまざまですが、2020年は今までのあり方を強制的に問い直させられるような出来事が頻発しました。疲れましたよね、私も疲れました。それは、自発的ではなく偶発的な内省時間を過ごしたからなのかな?と私自身は感じました。

今まで流すことで均等を保っていた物事が転覆したような感覚、突然強烈な波に巻き込まれ船酔いしちゃってるような状態が今だと感じます。なので、それぞれが自分の船を構造から見直していく作業が重要になってきます。それが今後の船酔いを軽減してくれます。

そのためには2つキーワードとして立ち上がってきます。

「ん?」と「なんで?」です。

日々生活を送っていると「ん?」となる場面に直面することがあります。それはあなた自身の倫理観に基づく疑問かもしれないし、もっと大きな構造的な疑問かもしれません。そういう疑問を1つ1つクリアにしていくことって非常に疲れます。休みながらゆーっくりでいいので、「ん?」から「なんで?」にシフトして探求すると発見があるのではないでしょうか。

 

ここで私がなぜ今「ブログ」なのかを例に説明します。

鑑定結果を打ち出すにあたって、はじめはYouTubeでやろうかな?と考えました。声や映像を出すことで対面鑑定のような安心感があるのではないかと考えたからです。しかしここで「ん?」とひっかかりがありました。それは対面占いのやり方を違うプラットフォームでなぞるだけなのではないかという疑問が浮かんだのです。

私が提案したいことってそういうことだっけ?ともやもや~っとしました。

そこで、そのもやもやに「なんで?」と投げかけてみました。

せっかく新しいことをするのに「なんで」今までのようなやり方を模倣しようとするのか。それは新しい時代について記録するのに最適なのか…。そもそもゆーちゅー

 

もちろん疲れたら休みましょう。無理して進めることではなく自分自身の速度で大丈夫。あまり振り回されないように余力のあるときに意識するだけで変わっていきます。

 

■みんなちょっとずつ変な人

人はそれぞれ固有の経験を通して形成されています。その経験からくる言葉はどれだけ平易な言葉だとしても魅力的で興味深いものだと感じます。その固有の経験を通して感じることは共感を呼ぶことがあったとしても一般化されるものではない、固有の財産です。しかし、日常的に「普通は~」と一般化し会話をするケースって身に覚えはないでしょうか。これからはこの「普通」がどんどんなくなっていくように感じます。

風の時代、コミュニケーションがキーワードになると同時に多様性も大切なキーワードとなっていきます。なので、その「普通は」を「私は」に置き換えることでコミュニケーションの形に変化が生まれてくると感じています。

お互いを尊重しあいながら進めた会話の先に新たな一面が登場し、新しい関係性を育んでいけるきっかけになっていきます。なので固定概念は一度はずして共感より交換を優先した会話をしていきましょう。

 

■立ち止まっても、それでも続いていく

2021年12星座の鑑定を並べたとき一番共通していたのは乱高下の激しさでした。そりゃ当然ですよね、時間は一定速度で前に進んでいるだけなので突然すべてが元通りになったり、次のフェーズに移行することはありません。今のような未曾有の状態は怪我が化膿しちゃったような状態なのでどうしても時間がかかってしまいます。だからゆっくりで大丈夫です、自分のペースを守りながらやっていきましょう。

とはいえ、そうもいえない職業の方々が世の中にはたくさんいらっしゃいます。本当に頭が下がる思いです。だからこそ、できる人から自分自身のケアに取り組んでほしい。体調悪くなる前に休んじゃうくらいの気持ちで過ごしてほしいと思っています。

誰かの犠牲のもとでなんとか成立している世界は、いわば縦軸の世界です。それがどんどん横軸の世界に移行していくような印象があります。このエントリーで書いたトピックスはどれもその横軸転換への契機につながるのではないかと思います。

 

年内には各12星座別の鑑定結果を更新していきたいと思っています。そこではもう少し具体的な鑑定結果になっていきますのでお待ちいただけると幸いです。